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【取材レポート】MUSVIの世界を体感する

2022-11-11

先日のCEATEC2022でパートナーズ部門 グランプリを受賞されたWHOLE EARTH CUBE
MUSVI株式会社さんは、”人と人とのつながり、医療や教育など必要なサービス”を住んでいる人に提供すべく、自社製品の「窓」をご提供されています。
今回は、MUSVIの三木さんから「オフィスにデモでも見に来ませんかー?」とお誘いいただき、いそいそとお邪魔してきました。すごく面白い世界観の製品です!皆さんにもぜひお福分けをと思いまして、こちらのブログで紹介させていただきます。

「窓」からはじまるつながり

品川のオフィスにお邪魔して、MUSVI 社長の阪井さんとご挨拶。当日阪井さんは、葉山のご自宅からの参加ということで、「窓」越しです。”打ち合わせ” 兼 ”デモ” ですね!
品川オフィス内には、画面右側に映ってらっしゃる 中静さん、後ろには今回お誘いくださった COOの三木さんがいらっしゃいます。

窓の先にいる阪井さん

そこで、阪井さんから

まついさん、反対側に弁護士の先生がいらっしゃいます。

↑ 阪井さんのつもり。

反対側って。。。

振り返ると!確かに―! !
阪井さん側と反対側にもう一枚の「窓」が設置されていて、ニコニコした顔の弁護士の先生と、通りがかりの別の先生まで手を振ってくれています。
おしりを向けたままで大変失礼いたしました!! お詫びとご挨拶をさせていただきました。

すっごく不思議な状況なのですが、、、、図解をすると、品川オフィスに向い合せに2枚の「窓」があって、阪井さんは葉山のご自宅から、弁護士先生は札幌から、それぞれ「窓」経由でつながっているんですよね。

品川にいる、三木さん、中静さん、まついが「窓」の先にいるそれぞれの方とお話できるのは分かるのですが、、、向い合せの窓越しに 阪井さんと弁護士の方も話している。。。不思議な状況です。

音声とかハウリングしそうな気がするんですけど、しないんですよね・・・どうなってるんだろうか・・・。

まあ、そんな難しいことわからなくても、

  • スイッチオン・オフもなしにずっと向こう側とつながってて
  • すぐそこにいるように気配を感じられ
  • 気が向いたら話しかけられる

というのがこの製品の良いところだと思います。

「そんな、いつもつながってるなんて困るわ!」「すっぴんが映るなんてありえない。」という皆様もご安心を。
姿だけぼかす「忍者モード
姿をぼかし、音声も消す「お化けモード
あります。

-勝手にまついが命名しました。モード名は非公式です。
-詳しくはこちらの記事後半の”人とのつながり、生活を支えるサービスとのつながり” もご覧ください。わかりやすいデモ画像、あります。

そしてなんと!横浜オフィスにはこの「窓」が8枚並んでいて、それぞれの方が思い思いにゆるトーク、しているんだそう。いいなあ。楽しそうだなあ。

当日は、コクヨさんのイベントなどに対応中とのことで、エンジニアの皆さんは現場に出張っている状況。
それに加えて、先日のCEATEC2022の受賞の影響もあって、いろんなところからご相談が来ているとのことでした。忙しいですね!繁盛繁盛。

でも、どっちかっていうと全然製品を売っているという感じではないんです。
うちは、みんなエンジニア出身者が多いので、お客様先にいっていろんな悩みをきいたりとか、相談にのったりとか、新しい使い方をお客様先に行って発見したりとか、、、ビデオを通すために結局「窓」と「窓」の通信が全部通らないといけないので、業者にまかせっきりになっててお客様自体もわからなくなっていたIT環境が整理されたりとか、、、、DXコンサルやってるような、そういう感じなんですよね。

「窓」は製品というよりも、つながる空間を売っているのだと思います。お客様ごとに使い方も全然違います。そういう意味では、場所とサービスが一緒になっているホテル業とかに近いかもしれません。

↑ 中静さんのつもり

そうですね、一番大事にしているのは、つながる空間を通じて、人と人を結ぶ。気持ちたつながって、腹落ちができる環境。気が流れる。つながる人がワクワクする。ことです。

もちろんインフラのような決まった使い方というのもありますが、MUSVIのお客様の数だけ活用の方法があります。
「もの」ではないバリューを出すところをこれからもどんどん加速させていこうと思います。

なるほどなるほど。
そういう意味では、MUSVIのコンセプトに共感してくれて、価値を伝えてくれるパートナー企業が増えるとよいですね!

はい、もうお客様というよりも皆さんパートナーです!
建設や教育、医療、オフィス空間などいろんな業界の方との協業をしています。

うちはたった7人の企業ですが、社員同様に助けてくれるひとがざっと20-30人はいます。パートナー含めて応援してくれている人は100名以上です。

社外にたくさんの応援者、ファンが増えていくのは、きっと「お客様のワクワクを何より大事にする」、「いろんな可能性を追求していく」、MUSVIの皆さんの志があるからだと思います。

広がる「窓」の可能性 ~80億人をつなげるプラットフォームを創る~

後半では、阪井さん、三木さん、中静さんより、いろんな「窓」の活用方法や、今後の夢についてお話いただきました。一挙公開です!

距離を超える

1000km離れた島でも、2000㎞離れた山の中に住む人も、「窓」を通じていろんな人とつながり、空間と時間を共有しながら話すことができます。MUSVIの目標は”80億人をつなげるプラットフォームを創る”こと。それを目標に商品開発も日々行っているということです。大きな夢っていいですね!

子供たちが楽しく元気に

子供たちの塾代は昨今一人当たり1000万かかるらしい、、、勉強をすることも大事だけど、「窓」でつながるいろんな地域、いろんな人の暮らしを知ってほしいとお話されていました。そこでのつながりから旅行に行く、学ぶということがきっと子供たちをもっと元気に、楽しくしてくれるはず。

頑張る人を応援する

いろんな新しいこと、自分のやりたいことを持っている人を、「窓」でつながることで応援したい!ムダとか、前例がないときっと周りのひとからいわれることもあると思う。でも、「窓」で想いをつなげることで、助けてくれる人との出会いも作れる。挑戦するひとがくじけないようみんなで応援していきたい。


私はアフリカや、中南米や、南極観測隊の人とか、いままで行けなかったところや会えなかった人に会って話してみたいです。(あ、自動翻訳とか翻訳テロップ的なものがあると嬉しいです!とこの場を借りてお願いしてみる)

あなただったら、「窓」を通じてどんな人とつながりたいですか?

「窓」ってなんだろう。


品川オフィスを出ると、地元で人気のありそうなお弁当やさんがありました!のり弁(340円)を公園でいただきながら、何が今までのテレビ会議と違うんだろう、と考えたりして。

会社員時代テレプレゼンスで会議をしてたとき、私は話している”人”そのものというよりは、いつもそこで展開されているプレゼンテーションとか、会話とかの情報に注意を向けていた気がします。決まった目的を決まった時間にこなすために、極力関係のない情報を排除しようとしている場。ビデオに写っている自分は、「場に期待されているであろう自分」もしくは「こうありたいと思っている自分」でした。

今回、MUSVIの皆さんお話を聞き実際の製品に触れて感じたこと、それは、普段仕様で素のままの人と人、空間と空間がつながること、飾らない素の自分自身を受け入れてくれる感覚です。
その製品開発の根底にあるのは、もっと普通に、もっと楽しく、いろんなところの、いろんな人と出会ってワクワクしてほしいというMUSVIの皆さんの優しい想いなのかなと思いました。


阪井社長!いかがでしょうか?(完全にポイント外していたら、このブログはボツにします。陳謝。)

イベント開催中のご多忙中、平日日中に2時間もお時間いただくことになり、すいませんでした! 改めて、皆様の志と想いを共有いただいたこと、心から感謝申し上げます。

~ ご参考情報 ~

MUSVIの「窓」

今回ご紹介した「窓」のコンセプト、製品については、こちらから。

様々なパートナー企業様との取り組みも紹介されています。
Instagram, Facebook でも、展示会情報、最近のプロジェクトなど、いろんな情報が発信されてますよー!

MUSVIの皆さんのご紹介

今回お話をさせていただきました、阪井さん、三木さん、中静さんをご紹介します!MUSVI 品川オフィスには阪井さんが制作した手作りの神だながあり、七福神の絵馬もまつられています。
MUSVIのチームは社長の阪井さん、COOの三木さん含む男性6名、女性の中静さんが1名ということで、ちょうど七福神と同じ構成になるんだそう。確かに!

阪井社長 お手製の神棚

社長 阪井さん

20年温めてきた構想を「窓」として今年ついに実現されました!おめでとうございます!!
ワクワク発信基地として、ぐいぐいと現場にも出ていく社長さんです。お会いするたびに共通の知人が見つかります。

阪井さんの人望、人脈でMUSVIは多くの優秀な社員の方や、社外の応援隊を引き寄せていますね。

日本ではエンジニアにキャップがかけられている気がする。お金のことを知らなすぎるし、なんとなく「儲けたらいけない意識」みたいなものがある気がする。
もっともっとエンジニアがクリエイティビティを発揮して、ビジネスとして作っていくことを自覚的にやっていけるようになったらいい。
エンジニア出身の自分が、ビジネスを立ち上げることでそれを実現していく。コンサルではなく技術を知るMUSVIのメンバーだからこそできるクリエイティブな仕事をしていきたい。

阪井さん、カッコイイです。

COO 三木さん

MUSVIきっての勉強家。品川オフィスにも起業やビジネスの本がたくさん並んでいて全部三木さんの本なんだそうです。
なんとなくタイトルや、本のテーマから、企画、経営関連のバックグラウンドの方なのかな?と思っていたところ、ご自身もエンジニア出身と聞いて二度びっくり! なかなか社会人キャリアが長くなってから、他分野を勉強していくことって難しくなってくる印象があるんですが、その境界もさわやかに乗り越えていくところがすごいです。

今回のオフィス訪問は、三木さんが「オフィスにデモでも見に来ませんか?」と誘っていただき実現しました。本当にものすごく皆さんお忙しいと思うのに、貴重なお時間と想いを共有いただきまして、本当にありがとうございました。

広報・マーケティングご担当 中静さん

エンジニア出身が7名中6名を占めるMUSVIさんの中で、バリッバリの金融畑、ブランディングや企画の経験もあり、新規事業立ち上げ今回3回目というすばらしいご経歴です。
起業が失敗する一番の理由は「お金」、そこを守ってくれる方が立ち上げ当初からいらっしゃるというのは、本当にうらやましいです。
「楽しくみんなでワクワクするために、お金は必要。」とのお話に、その通りだよなあと深く頷きました。

ご自身で能舞台に立つほどの、能の大ファンでもいらっしゃいます。

MUSVI 品川オフィス近くのお弁当屋さん
ほかほか弁当ランチハウス 北品川

MUSVIさん訪問前から長蛇の列ができていた、昔ながらの雰囲気のあるお弁当屋さん。昼時すぎたころようやく列が2人になっているのを発見して、「のり弁当 340円」「カレー弁当 350円」の二択からのり弁当をゲットしました!
メニューにあるお弁当の種類は30種類くらい!超作り立て、ほかほかで食べられます。付近のサラリーマンや住人の方の絶大な支持を得ているようです。いろんなメニューを試したい方はぜひ早めにどうぞ。

ご意見、感想、新しいアイディアなど、なんでもコメントいただけると、ものすごくうれしいです。

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