たべもの やってみる!

「大豆ミートで家族はどこまでだませるか」実験

2022-07-29

2022.07.29 (2022.09.09 アップデート)

本日のテーマは、「大豆ミート」。

お肉大好きだし、ステーキも、焼き豚も、焼き鳥も、ラムチョップも好物だし、うちの子のお弁当のリクエストはいつもかつ丼。

「とりあえず買っとこ」の牛細切れ買いはかろうじてやめたものの、乳製品の削減に比べてお肉削減はなかなかしんどく・・・・
なかなか手をだしきれてなかった、代替肉に意を決して!トライすることにしました。

ただお肉減らすだけだと、なんとなくさみしいし、つらい。。。

ので、今回は家族に内緒で大豆ミートを使った料理を出してみて、家族に肉でないことが

  • 「ばれるか」
  • 「ばれないか」

を実験してみることにしました!うっしっし

まず最初に使ったのは、かさかさの乾燥タイプのミンチ

お湯でぐつぐつ煮るか、お湯に2-3分煮るかでもどしたあと、調理します。

お湯を含むと2倍くらいにふえるため、ちょっとした料理だったら、1袋(100gちょっと)で3-4回使えます。

始めて大豆ミートを使うので、色々ネットとかヴィーガンとかのレシピ本などをみたところ、

  • ちょっと硬めに戻す
  • もどしたら一度水で洗って、しぼる。豆臭さが軽減される
  • 料理する前に、下味をつける

このあたりがおいしく食べるポイントのようです。

麻婆豆腐

オイスターソース、しょうゆ、酒で下味をつけて作ってみましたー。

もともと、麻婆豆腐自体の味が濃いので、まったくバレませんでした。余裕のよっちゃん。

ピーマンの肉詰め

うちのピーカン肉詰めは、ピーマンの輪切りに肉を詰めて、片栗粉つけて焼き、最後はケチャップ&ソースの濃い目の味付け。

こちらも難なくクリア!
(そして・・・食べ終わった後に写真を撮っていないことを思い出す・・・スイマセン)

続いて、戻さずつかえるミンチタイプ

乾燥以外にも、ぷにぷにのそのままつかえるミンチタイプもあります!

ミートソース!

こちらを1袋丸々つかって、ミートソースを作ってみました。肉の分量以上に、ニンジン、玉ねぎ、なすなどを投入するので、ほぼばれない自信はあったのですが・・・

息子がもぐもぐしながら「あれ、なんかいつもと味違う?」と、一言。。。

ば、ばれたか!? 内心バクバクしつつも「。。。うーん、ソース入れすぎたかな・・・」とかいってごまかしてみた。

バレてるかな、ばれてないかな、、、微妙なラインだけど一応セーフ!?

ここでフィレタイプの登場

帯状になっていて、こま切れ肉代わりに使えそうです!

オムライス

一回かなり危ないところまで行ってしまったので、一度調子を取り戻すべく、目に見えず、なるべく目立たないところに使う作戦に変更。

乾燥のフィレタイプ をつかって、チキンライス(もどき)をつくり、卵でくるんでオムライスにしましたー。

結果は余裕でクリア! ケチャップ味偉大だな!(でも、、、ほんとに味わかって食べてるのかしら、という疑念も沸く)

焼きそば!

なんとなく、濃い目、ジャンク系の味の方がバレにくいことはわかってきたので、ソース焼きそばにフィレタイプをIN!もちろんクリア!

チンジャオロース

じゃあ、これもいけるのでは!?とフィレタイプを濃い目のオイスターソースで下味つけて、チンジャオロースに。

色も濃い目で、良い感じ♪

・・・でしたが。「これ。。。お肉じゃないよね!?なに!??」と見破られ、ばれました。

やっぱり・・・牛肉の代わりは厳しかったか・・・風味が違うからなあ・・・。

ひとまず5品目まではバレなかったです!夏休みの昼ご飯とかお家で作られる方は、家族相手に試してみると面白いかも♪

ブログの途中ですが、ここで一句

Gokui

買い物に、いけない時には、大豆ミート

by まつい えこ

味だけで評価しちゃうと厳しいやもしれませんが、ひき肉がわりには十分使えるので、「もう6時なのに買い物に行く時間がない!?」「つかれたー」という日は、常備しておくとちゃちゃっと適当に一品作れてよいとおもいます。乾燥タイプは膨らみますし、長期保存も可能なので、災害対策として保管しておくのもよいですね。

本日も最後まで読んでいただきどうもありがとうございました! Have a nice and eco Day!

一番おいしかったやつ!

一番人気だったのは、トップバリューの大豆からつくったナゲット。買うときに家族と一緒だったので、みんな最初から大豆ミートだとは知っていたのですが、「うん、これが一番おいしい」「普通においしい、また食べたい」と大好評でした。

色々大豆以外の材料も入ってて調整されまくってる感じだし、揚げ物だしな(オーブンであぶったが製造時に揚げてある気がする)

一番まずかったやつ!

LOFTで入手してきた、イギリス産のバーガーミックス。

結構、おしゃれなパッケージで、ベジタリアンも多そうな国だからきたいしてたのにいー---!!

ダブルパテにしようと、2個いっぺんにボールに入れて、お湯を注ぎ始めたところから異変が・・・

なんとも不思議すぎるハーブの香りが、キッチンを埋め尽くす・・・

こねると結構いままでの大豆ミートの弾力とかとちがって、ぼそぼそな穀物の感じ・・・

この辺でかなりやばいのでは、と一緒に作っていた子供もビビり始めました。

今回公正に判断するために、パテ以外の材料は普通のバーガーと同じく、パン(バンズがなかったので食パン・・・)、マヨネーズ、マスタード、レタス、グリルドオニオン、チェダーチーズ、ケチャップ&ソース、ではさんで完成。

恐る恐るがぶっとたべると・・・恐れていた怪しいハーブの香りのする、謎の食物―。これはぜったいパテではない!!!

「輸入してきた人、ほんとに食べたのかね・・・」

家族から疑問がでるほど、激マズ―。

食べ物を残しちゃいけないとおもって、2袋分全部がんばって食べました。けど、苦しかった。。。もう二度と食べたくない。

同じシリーズのソーセージも買っちゃったんだけど、どうしよう。。。処遇に今困ってます。。。

最先端大豆ミートも食べたいぞ!

先日、勉強のために 日本油化学学会関東支部 主催の
「サスティナブル」ー持続可能な社会のために油化学視点で考える-
を聴講しました。

  • いままで捨てるしかなかったパーム油で界面活性剤を作る技術とか、
  • カシューナッツの殻でポリマー作る技術とか、
  • スピルリナでつくるたんぱく食品とかとか、

色々すごかったのですが、特に面白かったのは、スタートアップのDAIZさん

https://www.daiz.inc/

米国西海岸のスタートアップですが、開発は発芽の研究に長年携わってこられた、落合孝次先生がリードされています。

大豆は発芽する過程で、うまみのもととなるアミノ酸を増やすそうで

”酸素” x ”二酸化炭素” x ”温度” x ”水”

の条件をコントロールし、発芽後の大豆を繊維状に加工することで

「牛でも、豚でも、鳥でもいろんな味や触感にできます」と豪語されてらっしゃいました。

肉だけでなく、も開発などもしているそうです。

すごそう。たべてみたい。

日本でもイオン系のスーパーで取り扱われているということで、近くのレジゴー店舗にいってみましたが見当たらず・・・今都内で売っているところを探しております。もし、DAIZの商品見つけたらぜひ教えてください、購入に走ります。

本日も最後まで読んでいただきどうもありがとうございました!

Have a great and eco weekend!

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